なぜ無認可校ではなく認可校に進学したほうが良いのか?
高校卒業後の進路選びは人生を大きく左右します。高校までと異なり、進学先によって取得できる資格や学習できる内容、経験できる事柄などに違いがあるためです。
現代の日本では、高校卒業後の進路として4年制大学への進学が一般的です。しかし、高校卒業後の進学を考えている方の中には、より実践的な学習や即戦力レベルのスキル習得を望む方もいます。そのような方には専門学校への進学をおすすめします。
専門学校と混合されがちな教育施設に、アカデミーやスクール、カレッジなどの名称を用いた施設が存在します。公的機関による認可を受けた専門学校は認可校、それ以外の学校は「無認可校」とも呼ばれます。いずれも専門的な知識と技術を獲得しやすい教育施設に変わりありませんが、可能ならば認可校への進学が推奨されます。
認可校へ進学するメリット
なぜ、認可校へと進学したほうが良いのでしょうか?それは、認可校が無認可校と比較して、以下のようなメリットを持っているためです。
奨学金が借りられる
日本学生支援機構の奨学金制度を利用することができます。ただし、学校によっては日本学生支援機構の奨学金制度を用意していない場合もあります。
通学定期券を使える
学生のための通学定期券を使用できます。一方、無認可校では一般定期券の購入になるため、定期代が高額になります。
学生割引の対象になる
認可校の学生に限り、学生割引の対象となります。無認可校での学生では学生割引が適用されないケースがほとんどです。
専門士の学歴を得られる
2年以上通い、かつ1700時間以上の単位を取得することで専門士の資格が得られます。履歴書などに学歴の1つとして書くことができるため、就職時のアピールポイントにもなります。一方で無認可校は、条件を満たして卒業したとしても学歴として書くことができず、高卒として扱われます。
認可校と無認可校の見分け方
認可校に通うメリットは分かりました。次は、2つの施設の見分け方を紹介します。2つの施設を見分ける方法は大きく2つあります。
学校名を確認する
認可校のみが「専門学校」と名乗ることを認められているため、学校名に「専門学校(学校、専修学校)」とついていない場合は無認可校の可能性があります。
リストを確認する
文部科学省や都道府県のサイトでは、認可校のみを掲載したリストが公開されています。それを用いて通いたい施設が該当するかどうか、調べることができます。
認可校の専門学校を探すなら?
認可校である専門学校への進学を希望しているならば、検索サイト「e-専門学校ガイド」を利用してはいかがでしょうか?e-専門学校ガイドは、認可を受けた専門学校のみを掲載しています。検索時に学校名を気にしたり、リストを確認したりという手間がかかりません。
検索方法は4種類あります。職業ジャンルから探す方法と学校名の頭文字から探す方法、地域から探す方法、写真で探す方法です。写真で探す方法は、例えばキャンパスの風景や建物の外観、授業中の風景などの写真から、気になる学校を探すことができます。
特に、授業中の風景写真を見られる点は、こちらのサイトの大きな強みと言ってよいでしょう。実践的な授業を受けられるかどうか、授業が少人数指導か多人数指導かなど、様々な観点から気になる学校を探せます。
学校自体の検索はもちろん、オープンキャンパスをはじめとしたイベント情報の掲載をしている点も、こちらのサイトのポイントです。進学先を決定する際は、実際に学校に足を運び、雰囲気を感じることも重要なので、イベント検索の際も、ぜひe-専門学校ガイドをご利用ください。