ITの学校を選ぶポイントは?仕事に活きるスキルの身に着け方
車の自動運転や、AI搭載家電などITは、日常生活の深いところまで浸透し始めています。
ITの普及に伴い、プログラミングなどの仕事の需要も高まり多くの求人が募集され、自身のステップアップのため、プログラミングを学び仕事にしたいという方が多くなってきています。では、ITを学ぶと一言で言っても「何を」「どこで」学べば良いのでしょうか?
ITが学べる学校が増加している中、学校選びに迷う方に向けて比較のポイントをご紹介します。
学べるカリキュラム
一言にIT、プログラミングと言っても言語は数多くあり、用途によって学ばなくてはいけないカリキュラムは大きく変わります。
IT学校も増加している中、どんなカリキュラムが学ぶことができ、どんなスキルを身に着けることができるのか資料やWEBサイトなどでしっかりした下調べが必要です。
実際に仕事に活かせるスキルが身につくか
ITのスキルや知識を仕事の現場で発揮したいのであれば、現場で使われている、必要とされていることが学べるカリキュラムを提供している学校を選ばなくてはいけません。
プログラミング言語の中には、使用はされているがマイナーなものもあります。
せっかく時間をかけて学んでも主流でなくて力を発揮する場が限られていたり、応用が利かなかったりするとなるともったいないです。また、ITの知識は、年々アップデートされるスピードは早くなり現場で使われるスキルも日々新しくなっています。「最新のスキルと知識をカリキュラムに取り入れているか」は、学校を選ぶ上で重要なチェックポイントになります。
ITを教える講師が実際にITの現場で活躍している人材だと、よりリアルな実情を聞くことができるのでどんな講師がいるのかを確認してみるのも良いです。
おすすめプログラミング言語
・Java
Javaは、C言語をベースに開発された言語で、Googleが開発に用いる三大言語の1つです。
また、Androidアプリを開発する主要言語でもあり、多くのスマホアプリがJavaで開発されています。
Javaは、初心者にとっては言語の修得までに時間がかかり、さらにエラーが起きた時の対処など高い知識が必要とされ難しいものですが、Javaを使用した開発案件は多く報酬も高いためおすすめしたい言語です。
・Python
Pythonも、Javaと同じくGoogleの三大言語の1つです。
AI開発や科学技術計算などに使用され世界的にも人気な言語です。また、少ないコードで完結にプログラミングを書くことができるので、難易度も高くありません。
・JavaScript
JavaScriptは、WEBサイトやアプリの開発によく使用される言語です。
WEB制作においてHTML/CSSとセットで押さえたい言語で、法人・個人に関わらず多くのシステムで仕様されます。
ウェブブラウザとコードを書くためのテキストエディタがあれば、最低限のプログラミングが可能なのでプログラミングを始めるハードルも低いです。
また、ブラウザ上でテキストの確認も行えるため、実行結果をすぐに確認ができるというのも初心者におすすめのポイントです。
学び方は自分に合っているか
ITやプログラミングを学ぶと言っても開発用の言語のみを学ぶのではなく、長くシステムを使用するための保守や運用の方法も身に着けなくてはいけません。学ぶことの多いプログラミングは、学び方も重要になります。
授業の方法は?
IT学校での授業形式は様々です。実際に通学をして対面での授業となるのか、オンラインで通信授業となるのかはかなり重要なポイントです。
対面授業でプロから直接指導が受けられる授業は、密度の高い学びを聞ことができる上に躓いた部分にもタイムリーに質問できることはかなりのメリットです。
逆にオンライン授業の良さは、勉強時間の自由度の高さです。例えば社会人のように日中仕事をしていて通学が難しい人でも、オンライン授業であれば空いた時間を利用して学ぶことができ、忙しい中でも無理をせず学び続けることができます。
「授業を受けるスタイルがどうなっているのか」、「選択肢が複数あるかを」学校を選ぶ基準にしてみると良いです。
卒業後の就職率はどうか
せっかく学んだIT知識を活かして、就職、転職を目標としたい方がほとんどのはず。IT学校の実績の中で、自身の希望する職種への就職実績や大手企業への就職実績があるかは気になるポイントです。多くの学校では、卒業生の就職実績を掲載していることが多いので、就職実績が豊富である学校を選ぶこともおすすめです。
在宅・フリーランスを目指す場合
中には、企業への就職ではなくフリーランスで働きたい人や、介護や育児を理由に在宅でできる範囲で働きたい、という人もいるかと思います。IT学校の中には、在宅ワークやフリーランスの仕事を始める際、学校が企業との仲介をサポートしてくれる学校もあります。
就職サポートの有無
就職、転職ができるのか不安な人は、就職サポートの手厚いIT学校を選ぶことがおすすめです。例えば希望者の就職率100%のHAL東京では、マンツーマンでポートフォリオの見せ方から自己PRの技術を指導してもらえる「個別就職相談」や学内で企業の人事や採用担当者が説明会や一次選考を行う「学内企業説明会・入社選考会」など手厚い就職指導を受けることができます。(https://www.hal.ac.jp/tokyo/course/twoyear/info_process)
まとめ
IT学校を選ぶポイントとして「仕事に活かせるスキルを学ぶことができるか」「学び方は自分に合っているか」「就職のサポートはどのようになっているか」の3点を紹介しましたがいかがだったでしょうか?学校選びのポイントには学費の面も気にしたいところですが、料金だけで選んでしまい自分に合わなかった、仕事に活きなかったという結果になってしまうのは避けたいですよね。今回ご紹介した3点を元にITやプログラミングを学ぶ上で納得のいく学校選びの参考としていただければと思います。